主婦に特化した求人サイト『しゅふJOB』が、しゅふJOBの登録者を対象として、「選考辞退」をテーマにアンケート調査を実施しました。
<調査結果概要>
・応募後に辞退したことは「ない」が50.3%
・辞退した理由としては、1位「仕事の詳細を聞いたらイメージと違った」、2位「他に仕事が決まった」、3位「求人情報を見直したら思っていた内容と違った」
応募後の辞退の割合 「辞退したことはない」が5割
応募後に「辞退したことはない」が50.3%で1位。つまり、49.7%の人は、応募後に辞退した経験があるという結果となっています。
内定後の辞退が16.6%もある事実は見逃せません。
主婦層は比較的辞退率が低いことが特徴とされていますが、現実は厳しい結果となっています。
<「その他」に寄せられたコメントより(抜粋)>
・応募後、企業から連絡があり、掲載になかった詳細を聞いて辞退した。
・電話を頂いたが、募集とは違う勤務地かつ時間帯も違った。
・研修や面接が他府県で行われることを聞いた時点。
・応募して一次試験を受けたが、二次試験の際、子どもが入院したため受けられなかった。一次試験の結果は無効にならずまた二次試験から受けられると聞いていたのに、連絡したところ担当者が代わっていて辞退したことにされていてショックを受けた。
辞退した理由 「仕事の詳細を聞いたらイメージと違った」、「他に仕事が決まった」が上位
辞退した理由については、ほぼ同率で「仕事の詳細を聞いたらイメージと違った」、「他に仕事が決まった」が上位にあがりました。
求人に掲載されている情報と現実のギャップが辞退につながっていることが明らかです。
また、採用担当者や面接官などの対応の悪さも理由の1つです。
<その他の選択肢に寄せられたコメントより(抜粋)>
・コロナ禍中の面接で、WEB面接では無かったため。
・仕事が予想以上に忙しそうで勤まるか自信がなかった。
・面接場所までが遠かった。
・面接に行ったが風俗店が入る雑居ビルで、薄暗く不信感が拭えずお詫びとお断りを申し上げました。
今回の結果を受けて、「パートを雇いたいけど、良い人材が確保できない」という企業においては、「求人内容の見直し」、「対応・態度の是正」の2点を最優先するべきではないでしょうか。
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