シニア人材の経験やスキルを存分に活かし、企業の壁を越え、生きがいをもって働きつづける社会に向けたプロジェクトが開始します。
手がけるのは、株式会社日本能率協会コンサルティング(以下JMAC)、一般社団法人ものづくり改善ネットワーク(以下MKN)、株式会社アトラエ(以下アトラエ)の共同によるもの。
第1弾となる今回は、製造業にて多様な経験を有する“ものづくりシニア人材”を主対象に、それを必要とする企業・自治体・金融機関・業界団体等を巻き込み、「経験」と「ジョブ」をマッチングさせる社会実証実験です。
「ものづくりシニア人材活躍・活用 社会実証実験」の開催背景
JMACでは再雇用やテクニカルアドバイザーなどによる長期キャリアの実現や、事業会社OBの経験を活かしコンサルタントとして活躍頂くための教育・派遣の仕組みに力を入れ、シニア人材が活躍し続ける独自の取り組みを実施。これまでに約100名にのぼるシニア層のコンサルタント(平均年齢約68歳)が現役最前線として活躍しています。
また、MKNにおいては、全国各地で展開する「ものづくり改善インストラクター」養成を継続しており、シニア人材を中心とした卒業生はすでに100名超にのぼるとのこと。
しかし、JMACやMKNの取り組みは、社会課題としてのシニア人材の活躍に拡大するには、規模や情報の流通に限界がありました。
そこで、PeopleTechの最先端の事業創造を続けるアトラエが開発・リリースしたシニア向けジョブ型マッチングサービス「Inow (イノウ)」 を連携させることで、従来のリアルコミュニケーションによる手作りの良さを活かしつつも、デジタルトランスフォーメーション(DX)によって、広範なネットワークを構築が実現できるようになります。
今回はその3社共同により、シニア人材の課題解決の突破口として、製造業を中心としたものづくりシニア人材を最重点にした取り組みを開始します。
「ものづくりシニア人材活躍・活用 社会実証実験」の狙い
<実証実験の狙い>
①生きがいを持って働き続けるシニア人材が増大する
②経験・スキルを持った人材不足に悩む企業が、シニア人材を有効に活用し課題解決をはかる
③高齢化最先進国である日本ならではモデルで、人材活性化・最適化につなげる
「ものづくりシニア人材活躍・活用 社会実証実験」参加応募概要
ものづくりシニア人材(個人)と、ものづくりシニア人材活用を検討する企業・団体(自治体・金融機関・業界団体様等含む)に広く呼びかけ、本実証実験に共感いただける方々を広く募集します。
実験期間中は、原則無料でエントリーおよびマッチングが利用できます。
<「ものづくりシニア人材活躍・活用 社会実証実験」 参加応募概要>
応募資格 | 本検証に共感いただく個人および企業・団体 個人(プレシニア人材~シニア人材まで) ・製造業などを定年退職したOB/OGの方、もしくはそれを控えている方 ・製造業などで25年以上の実務経験を持つ現役世代で、副業・兼業を検討している方 ・ものづくり改善等の領域で、企業教育や指導にたずさわりたいと考えている方 ・本プロジェクトの企画運営や活動支援に関わりたい方 など 企業・団体 ※1 ・経験・スキルのある人材不足・人材採用に悩む中小の製造業 ・事業構造の転換の中で、自社のシニア人材の活用について模索する大~中規模の製造業 ・シニア人材を通じ、企業・個人の活性化をはかりたい自治体、金融機関、業界団体 など ※人材紹介・企業教育・経営コンサルティング等に関わる個人・事業者などは、お断りする場合あり |
参加のメリット | 個人: ・自己の経験を活かし働く機会を探すことができる ・自己の経験が、どのような価値が認められるか実感することができる ・新たな人脈づくりができる、社会貢献できる 企業・団体: ・欲しいシニア人材に出会うことができる ・シニア人材の活かし方がわかる ・従来なかった外部とのネットワークがつくれる |
応募方法・問い合わせ | 特設サイト(近日公開)よりエントリー可能 ■特設サイト公開までの情報発信:JMACサイト ( https://www.jmac.co.jp/consulting/theme/senior_zinzai1.html ) |
詳細は下記のJMACサイト にて